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リモートでPCを操作できるanydeskとは?機能・使い方から危険性まで解説!

2021-11-25 / 管理人Kokoro

リモートワークという言葉が広く普及してから、はや2年。これまで遠く離れた会社に出て仕事をしていた人たちも、自宅や離れた場所から仕事や作業ができるようになりました。もちろん、完全にリモートで作業できるものばかりではありませんが、さまざまなツールが無料・安価で利用できることによって、かなりハードルは下がってきています。

ZoomやTeamsなどでミーティングをしやすくなっているのはもちろんのこと、遠隔での仕事を支援するツールも出来ています。

その中でも今回は、“anydesk”についてご紹介していきます。
anydesk は、簡単に言えば、離れた場所にあるデスクトップのパソコンを別の場所にあるパソコンやスマートフォンから操作できるソフトです。

とても汎用性が高く、シンプルでサクサク動きます。
パソコンにそれぞれ接続する際も特別な技術は必要なく、自分のパソコンに接続する先のデスクトップを表示するだけなので、非常に簡単です。

ファイルサイズも小さく、インストール自体も必須ではないため、自分のPCに不安がある人でも使う事ができます。
今回は、そんなanydeskについて、機能はどうなっているのか、対応しているOSは?リスクはあるのか?など、さまざまな観点からご紹介していきます。

anydeskの基礎情報!機能・対応OSは?

anydeskは遠隔でデスクトップPCなどを操作できるソフトウェアです。個人で利用する分には無料で利用することが可能です。対応しているOSは幅広く、WindowsのPCはもちろんのこと、MacやLinuxでも使う事が出来ます。また、携帯だとiOSとAndroidでも利用する事が可能です。パソコンとパソコン、パソコンとスマホをリモートで操作するものなので、対応OSが多いことで互換性が生まれ、使いやすいものになります。ファイルサイズも小さく、わずか数MBで利用する事が可能です。

anydeskは、シンプルで高速のまま遠隔操作が可能になり、事前にアドレスを共有しておくだけで設定は完了します。
機能としては、遠隔操作、細かく分けると接続したPCの画面を表示するモニター機能や、ファイルの一覧画面の表示、メッセージ機能によるチャット、操作権限をどちらのデバイスに振り分けるかの選択をできる機能、スクリーンショットを取る機能、画面表示を全画面にしたり小さくしたり解像度を調整する機能、音声やキーボード・マウスを制御したりロックしたりする機能、遠隔操作しているデスクトップに図や線などを書き込む機能、画面収録をしたり再生する機能などがあります。

anydeskのダウンロード方法・使い方を紹介!

anydeskはフリーソフトのため、公式サイトから無料でダウンロードする事が可能です。また、さまざまなフリーソフト向けのサイトで紹介されており、そこからダウンロードすることも可能です。

ただし、公式以外のサイトからダウンロードする場合には、そのサイトが安全かどうかしっかり見ないといけません。anydeskと調べれば公式のダウンロードサイトが出てくるのでそこからダウンロードするようにしましょう。

公式のサイトのダウンロードページに入ると、OS一覧が並んでおり、Windows MacからiOSやAndroid、Linux、ChromeOSまで用意されています。操作するそれぞれのデバイスに合ったものを選んで、ダウンロードしましょう。

*使い方
手元のPCから別のPCにアクセスする場合、まずやるのは操作される側のPCに表示されている9桁の数字を操作する側のPCに入力し、接続します。

接続の準備が整ったら、操作される側のPCにポップアップが表示されるのでアクセスを承認しましょう。
これで遠隔操作ができるようになります。

先ほども言ったように、遠隔操作にも、それぞれ細かい機能が搭載されています。全体的な操作、例えば権限の切り替えやスクショなどを取る場合は、電気のマークをタップすることで開始できます。

メッセージ機能によるチャットは、吹き出しのアイコンをタップすることによって利用することが出来ます。モニターやファイル一覧の表示もできますが、ファイルを転送するにはデバイスからファイルを選択し、上にある矢印アイコンをタップすれば完了です。キーボードの配列はキーボードのアイコンをタップすることで変えられます。全画面表示にしたり元に戻したり、拡大縮小や解像度調整などは、表示設定から動かせます。盾のアイコンをタップすると、キーボードやマウスなどの操作についての権限の切り替え・制限や入力制限などを設定できます。

anydeskの危険性は?

さて、ここまでanydeskについて説明して来ましたが、遠隔でPCを操作できるということから。なんとなく危なそうというイメージがつきまとう人も多いのではないでしょうか。

基本的には安全ですが、もちろんリスクはないわけではありません。以下に解説していきます。

まず注意しなければいけないのが、ダウンロードする際のリスクです。公式サイトからダウンロードする際は安全性に特に問題はありません。ただし、URLなどを確認して、しっかり公式のサイトであるかは確かめなければいけません。

また、フリーソフトなので解説サイトなどからダウンロードできるのですが、こうしたサイトを利用する場合は、そのサイトが信頼のおけるものかどうかをしっかり判断しなければいけません。

そうでないと、マルウェアが仕込まれている危険性があります。

また、利用する際にも当然問題が起きる可能性はあります。

PCを遠隔で別のデバイスから操作するわけですから、悪意を持ったユーザーによって管理権限のあるデバイスがハッキングされてしまった場合、操作される側のPCが本来予期していないような使われ方をする危険性は十分考えられます。特に、リモートワークなどに利用する場合、遠隔で操作される側のデバイスが組織のものだった場合、問題はさらにこじれる可能性があります。自身のPCがハッキングされて、そこから被害が広がらないように十分注意する必要があります。

また、インドの中央銀行、インド準備銀行は、anydeskがオンラインバンキングのハッキング・流出被害において、攻撃されるもとになっていることを指摘し、脆弱性がある可能性があります。例えば、利用している携帯デバイスにanydeskを入れさせ、コードを盗み取ってしまってから、権限を奪い取って送金してしまうのです。

もちろん、これはインドという国柄、携帯端末をメインで使う人が多く、金融もスマホを通じて行うことが多いためにそうなっているのですが、そういった危険性は含んでいるということは注意しておかなくてはいけません。なお、上記の事案はインドのネットバンキングシステムにおいて発生しているものです。

このように、遠隔で他のデバイスを操作できるものなので、使いようによっては危険な方にも動いてしまうという事がお分かりいただけたのではないでしょうか。

安全に利用するためにも、なるべく安全なサイト・公式サイトからダウンロードして、anydeskを利用する際にはパスワードの利用や、デバイス側のセキュリティは欠かさないようにしましょう。

まとめ

さて、ここまで遠隔でPCを操作できるanydeskについて解説して来ました。基本的にフリーソフトなので、無料で使う事ができ、容量も食わない上にサクサク動くのでとても使いやすいです。対応するOSも多く、スマホとPCで利用できるのも大きなポイントになります。しかし、一方で、遠隔のPCを操作できてしまうことでのデメリットも十分孕んでいます。一番大きなものは、操作する側のPCが不正に第三者に乗っ取られ、操作される側のPCで不都合な操作をされてしまうということです。また、フリーソフトであるが故にダウンロードの際にしっかりと安全性を確認する必要性が出てきます。

ダウンロードが終わってしまえば、コードを入力して接続するだけでセットアップが完了します。操作自体はとても簡単で、いくつかのボタンをタップして数回のステップで、画面表示から切り替えまで行うことが出来ます。これを利用することで、手元で操作しながら他人に画面を見せたり、遠隔地で他のデバイスでする作業をどこでも出来るようになるのです。
こうしたメリットをしっかりと見極めて、また遠隔操作という特性からくるデメリットやリスクをしっかり理解しつつ、セキュリティに気を付けて利用しましょう。