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軽快動作で高機能な編集ソフトAviUtlでmp4を出力するためには?

2021-11-25 / 管理人Kokoro

撮影・作成した動画は編集することによって動画本来の魅力が引き出され、真価を発揮します。
不要なシーンをカットしたりテロップを加えたりするなどの編集を行えば見やすくなりますが、動画サイトに投稿できないファイル形式であっては意味がありません。
しかしファイル形式の変換となる出力は、初めて編集ソフトを使用するという方には少々難しいと感じることも多いでしょう。

そこで今回は、現在の動画の主流形式となっているmp4を人気のAviUtlにて読み込む方法、そして出力・書き出しする方法についてまとめていきます。
初めて編集ソフトに触れる方、AviUtlで編集して高画質な動画を作りたい方、AviUtlにプラグインをインストールしたものの出力のやり方に悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてください。

AviUtlとは?

動画編集ソフトの「AviUtl」は、無料で提供されながらも非常に優れた機能を持っていることで人気のあるソフトです。
リリースが開始されたのは1997年のことでかなり歴史の長いソフトになっていますが、2008年にKENくん氏によって編集の幅を広げることに成功してから一気に人気が広がっていきました。
昨今、YouTubeやニコニコ動画で動画を見て楽しむ人が増えました。
需要のある動画配信ですが、各動画サイトに投稿されている動画数が多いことから、動画のクオリティにもある程度こだわることが求められています。

アップロードされた動画の中にはAviUtlで編集されたものも多数存在します。
配信者や動画投稿者にとって幅広く認知されているAviUtlですが、編集としてできることは動画の不要なシーンをカットしたり結合したりするだけに限らず、テロップの合成やノイズ除去といった画面処理、エンコードもできたりと、このソフト1つであらゆる編集を可能にしています。

また、AviUtlは基本的な動作が軽いことでも有名です。
サクサク動画編集が進められるため毎日動画投稿している方や複数のチャンネルを所持して動画のアップロードを頻繁に行うという方にもうってつけの編集ソフトです。

さらにAviUtlはインターフェイスがシンプルで使いやすい特徴もあります。
動画編集初心者にも向いており、あらゆる人の動画がクオリティアップできるようになっているのです。
加えてAviUtlファイルの形式を変更することもできます。
ただしこのファイル形式の変更は読み込みすらもできないと悩む方は多く見られます。
なぜファイル形式の変更や読み込みができないのでしょうか?

AviUtlでmp4を読み込むためには?

AviUtlはどんなファイル形式でも読み込める優れたソフトではありますが、それは拡張プラグインによって様々なファイル形式に対応できるようになっています。
ソフトをダウンロードばかりのデフォルト状態ではAVIかWAVなどの一部の形式のファイルしか読み込めずmp4には対応していません。
つまりAviUtlでmp4を読み込むためには対応しているプラグインを入手することから始まります。
AviUtlにおけるmp4の読み込みを可能にするには「L-SMASH Works」というプラグインが必要です。
こちらを導入することによってmp4のみならずmp3といった主流のファイル形式の読み込みができ、よりソフトの使い勝手広がるようになっています。

L-SMASH Worksのダウンロードとインストール方法

L-SMASH Worksは「RePOPn」というサイトから入手します。

画像赤枠部分「L-SMASH Works r940 release1」をクリックしてダウンロードしたら、zipフォルダを全て展開しましょう。
そうすると展開したフォルダの中から以下の4つのファイルをAviUtl の [Plugins]フォルダに移動する必要があります。

元からPluginsフォルダが作成されていなかった場合にはエクスプローラを右クリックしてフォルダを新規作成してください。
そのフォルダに入れたらインストール作業は完了です。

動作確認をしよう!

インストール作業が終わったからといって油断してはいけません。
しっかりと動作確認することが大事になります。
動作確認はAviUtlを起動してメニューバーの [ファイル] → [環境設定] → [入力プラグイン優先度設定] をクリックした先で確認できます。
表示されたウィンドウの項目の中に「L-SMASH Works File Reader」が入っていれば成功です。
これでmp4形式の動画ファイルが読み込み可能になります。

AviUtlでmp4を出力・書き出しする方法について

読み込みだけではAviUtlの機能を十分に利用できない人がほとんどでしょう。
読み込んだ後に出力・書き出しができて、初めて動画の編集は完了します。
続いてはAviUtlでmp4を出力・書き出しする方法について解説していきます。
読み込み段階同様にプラグインの導入が必要です。
必要なプラグインは「x264guiEx」「かんたんMP4出力」があるのでそれぞれ詳しく説明していきましょう。


x264guiExのインストール方法と出力方法

x264guiExは「rigayaの日記兼メモ帳」というサイトからダウンロードします。

最新の状態のものをクリックしてダウンロードしたら「auo_setup.exe」というファイルをクリックして実行します。

そうするとMSDOS画面が表示されインストールが開始されます。
インストール中にはダウンロード先を聞かれるので、AviUtlと同じフォルダに設定しましょう。
これでインストールの工程は終了ですが、場合によってはインストールがきちんとできていないこともあります。
その際にはAviUtlの画面左上の「x264.exeの指定」と画面右上の「qaac.exeの指定」の下の項目が、空白になってしまうので確認してください。
編集した動画をmp4で出力する方法は、[ファイル]→[プラグイン出力]→[拡張x264出力(GUI)Ex]を選びます。
選択後はダイアログボックスが表示されます。
そこに書かれている保存先の指定とファイル名を変更したら[保存]をクリックします。
これで始めてmp4形式のエンコードが開始されるようになっています。
エンコードが完了したら指定した保存先にmp4ファイルがあるはずなので確認してみましょう。
使い方の流れを一通り説明しましたが、少し分かりづらいプラグイン名で入っている、これを理解していない人には難しく感じるでしょう。
しかしこれだけでAVIやWAVの動画をmp4として出力できるようになります。
変換しながら保存する場合には多少時間がかかることもあるのでその点に注意しながら動画を出力してみてください。

H3:かんたんMP4出力のインストール方法と出力方法

かんたんMP4出力については、「プログ」というサイトにアクセスすることで入手できます。

最新版をクリックしてダウンロードしたら、zipファイルを展開します。
展開したフォルダの中の「easymp4.auo」をAviUtlと同じフォルダへ入れるか、もしくはその中のPluginsフォルダに入れましょう。

この際easymp4.auoを削除して構いません。
これで導入手順は完了です。
使い方については先ほど同様にAviUtlのメニューから[ファイル]→[プラグイン出力]をクリックした先の[かんたんMP4出力]を選びます。
そうするとダイアログが表示されるので保存先の指定と [ファイル名] を変更し、[保存]をクリックしましょう。
この部分はx264guiExと一緒で、これでやっとmp4形式のエンコードが始まります。
完了したら指定した保存先に.mp4ファイルが作成され出力成功です。
かんたんMP4出力であるとプラグイン名と同じ名前でAviUtlのメニューに入っているため、分かりやすく使いやすい印象です。
ただし使用する際、ファイルを開いていない状態ではメニューから選択できないようになっているのでご注意ください。

x264guiExとかんたんMP4出力どちらがおすすめ?

ここまでAviUtlにおけるmp4の出力方法としてx264guiExとかんたんMP4出力の使用方法を簡単に説明してきましたが、どちらも単に出力するだけではなく設定を変更して出力することもできるようになっています。
どちらが良いかについては人それぞれです。
特徴としてはx264guiExならば複雑ではあるものの細かい設定ができ、かんたんMP4出力であると細かくは設定できないですがシンプルで使いやすくなっています。
そのため出力・書き出し初心者であればかんたんMP4出力の方が使いやすいかもしれません。
逆に慣れてきたらx264guiExを活用して細かい設定まで行ってみるのも良いでしょう。
ただし細かく設定できることで素敵な動画を作成できる可能性はどんどん広がります。
両者をインストールして、場合によって使い分けてみるのが一番おすすめと言えます。

今回はAviUtlをmp4で出力するための方法やツールについてご紹介してきました。
ご紹介してきた通り、AviUtlは機能面的にも非常に優れた編集ソフトではあるものの、プラグインを導入しなければmp4形式で出力ができないという仕組みになっています。
こうした部分は欠点となってしまっているものの、動画のポテンシャルをスムーズな編集で引き出していく魅力もあり、動画投稿者にはおすすめしたい編集ソフトと言えるでしょう。
今回ご紹介してきたmp4への出力方法を参考にしながら、AviUtlを使って動画編集を行ってみてください。