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さとうささらとは?音声合成ソフトCeVIOの使い方・価格などご紹介

2022-01-04 / 管理人Kokoro

さとうささらがイメージキャラクターを務める音声合成ソフトのCeVIOシリーズ。(特に代表製品の「CeVIO Creative Studio 7」について)紹介しています。特徴や機能・価格、始め方についても触れていますので「音声合成ソフトに興味あるから触ってみたい‥」と言う方にもピッタリな内容です。

さとうささらとは

さとうささら音声合成ソフトのCeVIO シリーズのキャラクターです。デビューは2013年で最新バージョンは2021年8月。声優の技量や最先端であるHMM音声合成の技術などで、感情の起伏がハッキリした表現が持ち味となっています。

担当声優は長らく謎になっていたものの、2015年の「Re:ゼロから始める異世界生活」のレムや「ウマ娘 プリティーダービー」のブエナビスタで知られている水瀬いのりさんである事が判明しました。

ちなみに音声合成ソフトと言えば、初音ミクなどのVOCALOIDを思い出す方も多いと思います。CeVIO はそれとは違うソフトで声優の演技の特徴を敢えて反映。より自然な喋り方で前述のように感情のこもった喋り方として成功しました。

また、さとうささら一人のキャラクターとして売り出しております。身長は160cm未満の16歳で出身地は東京。都会なイメージのある東京ですが、好きな食べ物はもんじゃ焼きです。東京ならではの食べ物かつ、それも含めて萌えポイントでしょう。

さとうささらのTwitterアカウントもあり、ニコニコ動画でもタグに「さとうささら」と付いた動画が16,000本と盛況しています。またかつては『さとうささら.com』と独立したサイトを持っていましたが、現在はCeVIO Official Webサイトの中に吸収され消えている模様です。

特徴・機能

CeVIO自体が、従来よりもクリエイティブな活動ができるようにと言うコンセプトで作られています。それを現す一環としても、さとうささらなどは喜怒哀楽を直感的な操作で出来るように作られています。機能面としては最新のCeVIO CS 7で取り上げると、以下のような特徴があります。

テキストファイルなど既存の文章の読み上げ対応。もちろん直に読ませたいオリジナルテキストを打ち込む事も出来ます。また元々の発音から発展させて、感情や声質に抑揚と言ったものを盛り込む事が可能です。さらに人間の喋り方は必ずしも、喜怒哀楽の4つにハッキリ分かれているわけではなく混ざっている事もあるものです。ソフトにおいてもこれを表現できたりもします。

カナや母音・子音単位で弧を描く変更が出来て、さらに「東京特許許可局」のように言い回しが難しい言葉もその発音をリアルタイムで確認しながら、単語登録も可能です。

そしてこのような技術向上をアピールするかのように、さとうささら自体がキャラクターとしてメディアには積極的に登場しています。例えばテレビ東京の音楽情報番組である超流派に2年間登場。番組ではまるで実在の人物のように、さとうささら特集を組み番組の裏で見せるオフショットも公開しています。

映画「心が叫びたがってるんだ。」でも登場しさらに歌声も披露。なお声優の水瀬いのりさんも「心が叫びたがってるんだ。」のCMに登場しています。さらに介護支援用商品のケアアシストサイネージのイメージキャラクターとしても登場。他にはアニメイト秋葉原店で商品をアピールしたり、実際にお客さんとの会話もしてみせるなどしていきました。

価格

CeVIO製品シリーズは数多くあるので、代表的なものを紹介していきます。まず「CeVIO Creative Studio 7【無料体験版】」があります。

こちらは30日間WAVファイルとして出力する以外の機能を試す事が可能で、さとうささら以外にもすずきつづみややタカハシと言うキャラクターの声も編集出来るようになっています。また会話音声を編集できるだけではなく歌唱音声も可能で、メロディと歌詞のみでナチュラルな歌声を聞く事が出来ます。

ピッチラインや音質も変える事が可能で、同じキャラクターでも声優が担当キャラによって高低を使い分けるように、子供っぽくしたり大人びた感じにも出来ます。なお無料体験版が過ぎたら価格は11,370円となります。

ちなみにキャラごとに分かれて販売もされており、価格と特徴は以下のとおりです、

  • 会話音声に特化した「さとうささら トークスターター」:6,600円
  • 「さとうささら ソングスターター」:8,800円
  • すずきつづみの会話音声に特化した「すずきつづみ トークスターター」:6,600円
  • タカハシの会話音声に特化した「タカハシ トークスターター」:6,600円

なおさとうささら以外のソングスターターの販売はありません。

他には「CeVIO Creative Studio 7」とは別の「CeVIO AI」シリーズがあります。価格は以下のとおりです。

  • 「CeVIO AI さとうささら トークボイス」:8,778円
  • 「CeVIO AI さとうささら ソングボイス」:10,780円
  • 「CeVIO AI トークエディタ」:9,020円
  • 「CeVIO AI ソングエディタ」:10,780円

使い方

無料体験版のある「CeVIO Creative Studio 7」で使い方を解説していきます。

まずは「CeVIO Creative Studio 7 使い方」と検索して『はじめに - CeVIO Creative Studio ユーザーズガイド』と書かれたページに飛んで下さい。次に「インストールと認証」から「最新情報」の順番にクリックします。

使い方

「ダウンロード」と書かれているボタンもクリックしてダウンロードして、終わったらインストール作業を始めて下さい。そしてソフトを立ち上げ「無料体験版」を選択。立ち上げていきましょう。

喋らせる台詞を入力。ここでは「Perfume」と打ちました。そしてキーボードのENTERポタンを押すと、実際に『パヒューム』と喋ってくれました。

ただ実際には『パフューム』と喋ってほしいので、「Official髭男dism」のように読み方が難しい場合に便利な単語登録機能を使います。やり方はメニューの「トーク」から「単語の登録」の順にクリックして下さい。

使い方

使い方

単語登録では次のように入力します。アクセントをダイレクトに変更することが可能。ここでもその場で音声が流れ、この場合『パフューム』と“フュ”を強調して喋ります。“パ”を強調して喋らせたい場合はマウスで直接クリックします。

ちなみに表記は「Perfume」と半角になっても自動的に全角で登録される仕様です。

使い方

使い方

残念ながら登録しても『パヒューム』とここでは喋ります。単語登録は必ずしも完璧とは言えないようです。

使い方

続いて「Official髭男dism」を単語登録します。

使い方

使い方

「オフィシャルヒゲダンディズム」じゃなくて「オフィシャルヒゲダンディズム」と強調させたい場合はキーボードのShiftキーを押しながら範囲指定すると便利です。とは言え実際は「オフィシャルヒゲダンディズム」と“オフィシャル”の部分は強調できず、「オフィシャルヒゲダンディズム」としかなりません。「オ」と「フィシャル」はそれぞれ強調指定出来ます。

とは言え色々ソフトを立ち上げているにも関わらず、インストールはさすがに時間がかかるもののソフトをいじっても動きがもたつかないのが魅力的だと感じました。

魅力な点

前述の通りやはり軽いと言う点はすごいと思います。さすがに凝ったものを作るとなったら違ってくるかもしれませんが、口コミでも同じような声が上がっています。

次にさとうささらキャラクター自体にも大きな魅力があります。「ゼノブレイド2」や「楽園追放」などのキャラクターデザインを手掛ける齋藤将嗣氏によるデザインは確かに素晴らしく、16歳と言う設定ながら胸を大きく描いているのにも支持が集まっています。

実際の16歳の少女は幼かったり、逆に大人びている雰囲気もある中間の容姿かもしれませんが、さとうささらのキャラクターデザインはそう言ったのを反映させています。

そして「CeVIO Creative Studio 7」を体験した際は、機械音声の感じはやはり拭えませんでしたがこれも魅力に繋がる一因にもなり得ます。なぜなら初音ミクなどキャラクターの魅力が全面に出ている音声合成ソフトは、上手くキャラクターを喋らせたり歌わせたりすると言う、ユーザー間の楽しみがあります(これを「調整」とも言います)。

勿論さとうささら自体も例外ではなく、特に自然な喋り方に注力したCevioAI版では調整なしで滑らかな喋り方になり技術進歩の凄さに感動したと言った声も上がっているのです。

それにCeVIOで作った音声データは、商用利用について寛大である事も魅力的と言えます。かつて初音ミクに代表されるVOCALOIDで作った楽曲投稿を、著作権元が理解を示した事で、米津玄師など今のJ-POPの基盤になったと言われています。さとうささらなどのCeVIOで同じような事が起きるのは十分に考えられます。

評判

評判を見ても全体的に直感的に使いやすく、特に歌わせたい場合には初心者には便利なようです。ただ凝った物を作るとしたらやはり色々操作できる分難しくなる。またVOCALOIDとの違いがよく出てくるもののiPhoneとやAndroid端末みたいに勝手が違うだけで、どちらが優劣あるかはあまり拘る必要はないと言った声が上がっています。

扱えるキャラクター数としては、ソフト一つに付き多くて3キャラですが音声合成ソフト自体の数が少ないですし、ユーザー意見の良い評価の声が多く集まっています。とは言えキャラクターのさとうささらを自然に喋らせるには技能が必要で、一番難易度として簡単なのは、と言うキャラクターのようで別で購入が必要です。「CeVIO Creative Studio 7」自体には標準で入っていません。

まとめ

同じ音声合成ソフトのVOCALOIDシリーズには数多くのキャラクターが用意されていて、キャラクターごとの体験版が用意されています。ただVOCALOIDシリーズも同様にあまりお遊びで買える値段設定ではありません。一方のさとうささらが看板を務める使いやすくて魅力的な「CeVIO Creative Studio 7」も体験版で触ってみて、どちらが感覚的に楽しいか?で本格的に触るソフトを決めてもよいかもしれません。