Windows10でDVD Decrypterを日本語化、設定及びDVD Decrypterの使い方

2021-08-30 / Diane

DVD DecrypterはDVDデータ化、DVD保存、DVDコピー・リッピングするための定番フリーソフトとして、大人気があります。ここで、DVD Decrypterを日本語化する方法や、DVD Decrypterの設定及び使い方などを詳しく説明します。
ここでDVD Decrypterの設定や使い方を紹介しますが、日本では、無断コピーは違法となることをくれぐれもお忘れないでください。使う時は、「技術的保護手段(コピーガード)」の回避になる設定をしないでください。

DVD Decrypterにより、レンタル・市販のDVDをDVDメディアに完全バックアップコピーができます。エンコードなしの圧縮作業を行わず、作成スピードをアップします。コピー処理中、画質を無劣化にコピーし、ライティングしたDVDは交換性が高く、標準なDVDプレイヤーで再生できます。
DVDデータ又はISO ファイルを丸ごとパソコンのHDDにリッピングする場合は、DVDメディアやドライブがなくても行えます。

DVD Decrypterを日本語化

DVD Decrypterはそもそも英語表記ですが、日本語化工房から日本語版のインストーラ(v3.5.4.0)をダウンロードできます。
DVD Decrypterの日本語化ファイル
DVD Decrypterのインストールは簡単なので、基本的に「次へ」を押すだけ、ここで詳しく説明しません。

DVD Decrypterの設定

- 起動前の設定

visaの場合は、DVD Decrypterを起動する前に、デスクトップのアイコンを右クリックして「プロパティ」をクリックし、「交換性」項目で「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。そうしないと後でエラーが出ます。visa以外のバージョンはこのステップが不要。

- 設定ダイアログで各種設定

DVD Decrypterを立ち上げたら、メニューから「ツール」≫「各種設定」をクリックして設定ダイアログを開きます。

- 一般設定

「マクロビジョン保護を除去」にチェックを入れます。
RCE保護リージョンで「2」にします。
出力先で最後の「カスタム」を選択して保存先を自在に決めます。


- FILEモードタブの設定

「IFO PUOを除去」及び「VOB PUOを除去」項目にチェックを入れます。


- IFOモードタブの設定

「ストリーム処理を有効」と、「構造保護を除去」と、「IFO PUOを除去」と「VOB PUOを除去」にチェックを入れます。
「ストリーム処理を有効」機能を使うと、DVDの映像・オーディオファイルの詳細をチェックしたり、一部を取り出したりすることができます。
「構造保護を除去」機能により、DVDのプロテクトが除去されます。

- ISO読み込みモードタブの設定

「IFO構造保護を除去」と、「IFO PUOを除去」と、「VOB PUOを除去」項目にチェックを入れます。


- CSSタブの設定

「CSSクラック方法」で「なし」にチェックを入れます。
「CSS検索サイズ」を「1000 Sectors」程の値に設定したほうがいいと思います。
これはDVDがCSSで保護されているかを判定するために、何セクターディスクを読み込むかの設定です。

- I/Oタブの設定

「バッファサイズ」の設定が大きいと、書き込み際の動画品質も高くなります。最大256MBに変更することができます。使っているパソコンのメモリー容量の30~40%程度に設定するのがおすすめ。

DVD Decrypterの使い方

DVD Decrypterの三つのモード

FILEモード:DVDディスクをデータ化します。DVDを全てコピーするか、映画本篇のみをコピーするかを選択できます。「編集」項目では、メインムービーを選択すると、映画の本篇しかコピーしなく、クレジットタイトルなどが入っていません。また、IFOファイル、VOBファイル、BUPファイルのいずれかを選択してコピーを行えます。全て選択や選択反転などのオプションもあります。DVD-Rにコピーしたい場合は「メインムービーファイル+IFOを選択」を選択します。
このモードを選択してDVDをコピーする場合は、右側の部分で手動でコピーしたいファイルを選択することもできます。どのファイルを選択すべきか分からないなら全てを選択してもいいです。

IFOモード:DVDディスクをデータ化します。右側の「入力」タグで各VTSファイルのPGCファイルのチャプターを選択することができます。「ストリーム処理」でストリーム処理有効のチェックを入れると、下部でダイレクトコピー又は分離、RAWのコピー方式を選択することができます。

ISOモード:「読み取り」機能を使うと、DVDをISOにコピーします。「書き込み」機能を使うと、DVDデータ、もしくはISOイメージファイルを丸ごとディスクにリッピングし保存します。

要するに、ISO/FILEモードを使って、DVDの完全バックアップコピーを行えます。
FILEモードで、圧縮できません、DVDをそのままコピーします。
IFOモードでお気に入りのチャプターのみをコピーすることができます。
ISOの読込みモードにより、DVDからISOイメージファイルにリッピングでき、書き込みモードにより、ISOイメージファイルを空のディスクへ書き込みできます。

①ISOモードでDVDをリッピング/書き込み

ISOモードでDVDをリッピング

メニューから「モード」を選択し、そしてモードから「ISO」≫読み込みを選択します。

「入力元」でDVDドライブが自動的に検出されるはずですが、検出されない場合は、DVDドライブを指定します。そして「出力先」ファルダを指定します。
すると、下部のDVD変換マークが色が変わり、その開始ボタンをクリックします。


リッピング作業が始まり、パソコンのスペックにより1層のDVDからのデータ吸出しに時間がおよそ10-30分かかります。

リッピング作業が終わると、指定フォルダにリッピングされたISOファイルとMDSファイルを確認します。
これでDVDを成功にISOにリッピングしました。

ISOモードでDVDデータもしくはISOファイルをDVDに書き込み・ライティング

メニューから「モード」を選択し、今度はモードから「ISO」≫書き込みを選択します。

注:「IFO」、「FILE」、「ISO」のいずれからの形式に対応しますが、ここで「ISO」を例にします。
入力元で書き込みを行うファイルを選択し、出力先でDVDドライブを指定します。
注: 入力元のファイル形式について、DVD Decrypterを使ってISOモードでリッピングした場合にはMDSファイルを指定しますが、DVD Decrypter以外のものを使ってリッピングしたデータなどでMDSファイルがない場合はISO、IFO、FILE形式を指定します。
右下の設定で書き込みスピードを設定することができます。

スタートボタンを押すと、ISOからDVDへの書き込み作業が始まります。書き込みが完了すると、「OK」を押します。

注:ImgBurnをインストールしたらまだいい、そうではないと、DVD DecrypterでDVDをライティングすることを非推奨です。DVD Decrypterは最近のDVDドライブなどに対応しません。

②IFOモードでDVDをリッピング

メニューから「モード」、そして「IFO」を選択します。

右側の「ストリーム処理」にチェックします。

左下の開始ボタンをクリックしてリッピング作業が始まります。

③FILEモードでDVDをデータ化

DVDコピーファイルを選択
DVD Decrypterを立ち上げてドライブにDVDを入れます。
DVDが認識されたら、出力先を決めます。
そして、右側でコピーしたいファイルを選択します。反転選択も可能です。どのファイルを選択すればいいか分からない場合は、全てファイルを選択してもいいです。


選択するファイルに迷ったら、次のワザを試しましょう。
- 本編だけをコピーしたい場合
メニューの「編集」から「メインムービーを選択」を選択します。

すると、メインムービーファイルが自動的に選択されます。

- 本編とIFOファイルをコピーしたい場合
メニューの「編集」から「メインムービーファイル+IFOを選択」をクリックします。

すると、本編とIFOファイルが選択されます。DVD-Rにコピーしたい場合はこれを選択しましょう。

また、必要に応じて、IFOファイル、VOBファイル、BUPファイル、全て、反転などのオプションからいずれかを選択してコピーを行うことができます。

DVDコピー開始手順
メニューの「ファイル」から「Decrypt」を押すか、左下のリッピング開始ボタンをクリックしてDVDをコピーし始めます。

リッピング作業が終わるまで待ちます。メインムービーファイルのみをコピーするなら、2時間の映画は通常およそ10分かかります。
リッピング作業が終わったら、終了のダイアログが出ます。「OK」を押してそれを閉じればいいです。

以上、DVD Decrypterの日本語化バージョン、初期設定及び使い方を紹介しました。